BONNY

壊して叩いて世界中を染め上げていく。走って飛んであの場所へ行く。夢中になって暗闇へ飛び込む。もう帰れないかもしれない。それでも何かは絶えず中に入ってくる。快感が全身をよぎる。宵闇の中に部屋着姿で川を歩く。下らない連中の薄っぺらい文句が蝿のように身体中を痒くさせる。刹那がいつも暗闇を捉える。光、見えてくるもの。手を振ると誰かがもう行くのと泣く。

雨粒が窓を叩く。早くあの場所へと急かす。向こう側へ。私は恐れない。絶対に。