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できるだけ真っ直ぐなうそ

タルイのブログです

Franny's Note

 隅に咲いていた真っ白の花が蝶になる様を、私だけが認めている。

 それは片方のまぶたの上に、大切な秘密を探るようにとまった。

 

 「夢を見ているらしいね」

 もしかしたらどこかで、私の体は知らない誰かのものになっているのかも

 蛇口をひねると透明が勢い良く空へと飛んだ

 この光景を、私はいつか、同じようにどこかで

 

 もう少しだ。窓からみえた輝きも、シダの葉が揺れる秘密基地も 

 真っ白な肌を持っていたあの頃の、君との確かめ合うような帰り道も

 ブランコの速度がずれていく。遠ざかるようで、また近づく。

 

 少しの眩さを抑えることもなく、ぽとりと朝が落ちる前に

 私のどこまでも身勝手な毎日を、行くあてもなく、このままずっと…