フクラム国

タルイのブログです

ハリボテのこの世界で

 言葉は使う人によって意味が変わる。さらに言えば、今の自己にあった語彙という物がキチンと存在していて、それらの言葉には、きちんと、責任や、信頼や、説得力といった物が乗る。逆に、自分の中で血肉となっていない言葉はなぜか浮遊する。自分からはわからないかもしれないけれど、本当に、バカみたいにわかりやすく、言葉は心から紡がないと重さを失ってしまう。面白い話だ。

 ほとんどの言葉が薄っぺらく、そこらへんに張り付いて浮遊しては、それっぽい景色を形作っている。そんなハリボテに気づいている幾つかの人々が、心から言葉を紡いで、美しい世界を、ゆっくりと、生成しようとしている。

 僕も自分が獲得している言葉を上手く使いながら、そして少しずつ、その量を多くしようと努めながら、世界の生成を、試みていきたいと思う。

 重みのない言葉が空気を汚染しているこの世界で、正しさを、個人個人が、大切に言葉にして、確認していく必要がある。